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放置された木や竹の処理に引っ張りだこの来住伐採隊のメンバー=小野市中町
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放置された木や竹の処理に引っ張りだこの来住伐採隊のメンバー=小野市中町
高所作業車やクレーン付きトラックなど本格的な機材を使って作業をする=小野市中町
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高所作業車やクレーン付きトラックなど本格的な機材を使って作業をする=小野市中町

 兵庫県小野市を拠点に、放置された大木や竹やぶを伐採するボランティア団体がある。同市来住町の住民が中心となって結成した「来住伐採隊」だ。自前で用意したチェーンソーを片手に、高齢者のみの家庭や、庭師らを雇う余裕がない人からの依頼を安く請け負う。今日も伸びすぎた木を切るため、市内を飛び回っている。(杉山雅崇)

 同市の農家前田徹男さん(71)が中心となって5年前に結成した。同じく農家が多い約10人のメンバーは、敬意を込めて、前田さんを「親方」と呼ぶ。

 以前から、同町内で個人的に庭の手入れなどを手掛けていたメンバー。長期間放置され、手が付けられなくなった木々に困っている人々の存在を知り、グループとして活動を始めた。

 団体を結成するため、チェーンソーや、クレーン付きトラックの免許を自費で取得。「伐採作業は危険を伴う。メンバーの安全を守るため、免許を取り、しっかりと手順を考えてやっている」と山田さんは語る。

 11月下旬には、中町の集合住宅と空き地の間にある放置林の依頼を受けた。伸びた大木の枝が周囲に広がり、葉が付近の建物に触れるほど伸びていた。

 そこで、まずメンバーは持ち込んだ高所作業車で枝を除去。その後、安全のためクレーンで幹をつり下げ、大型のチェーンソーで切り倒した。「厄介者」だった木も無駄にはせず、細かく切って木材チップやまきにして有効活用する。

 前田さんは「困っている人がいれば助けにゃならん。やる気のあるメンバーばかりなので、経験を生かして、これからも広く活動していく」と話している。

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