兵庫県多可町八千代区中野間のガルテン八千代グラウンドで6日、同県尼崎市に本拠地を置くシオノギ製薬女子ソフトボール部による技術指導教室が開かれた。地元中学のソフトボール部に所属する56人が参加し、ボールの投げ方や、効果的なバットの振り方などを教わった。
同町の主催。西脇、加西、加東市と多可町が連携する「北播磨広域定住自立圏」の事業として開かれた。
日本リーグに所属する同チームからは、同町出身で副主将の數原顕子外野手を含めた11人の選手がコーチとして来訪した。
生徒たちは、準備運動から指導を受け、選手から「アップはおろそかにしてはダメ」とアドバイスを受けた。その後、ポジションごとに分かれ、効率的な捕球やバッティングの仕方を伝授され、「体で球を止めて」「卵を割るように体を開いて投げて」などと声を掛けられ、真剣に体を動かしていた。
西脇市立西脇南中2年の女子部員(14)は「ボールを捕ってから速く投げるこつが分かりました」と手応えを感じていた。(杉山雅崇)
