西脇ロイヤルホテルと西脇市 避難所開設で協定締結

2020/12/11 05:30

災害時協定を締結した片山象三西脇市長(左)と西脇ロイヤルホテルの中川省三社長=西脇市役所(提供)

 兵庫県西脇市と西脇ロイヤルホテル(西脇市西脇)は、災害発生時の避難所開設に関する協定を結んだ。新型コロナウイルス感染症が拡大する中、指定避難所に避難者が入りきれない場合、同ホテルの宴会場やロビーなど、最大約180人が使用できる想定という。 関連ニュース 福島第1原発事故で避難の槙さん「同じ境遇に遭う次世代生みたくない」 7日、神戸の集会で思い語る 【車中泊避難の現状】整わぬ態勢、支援漏れも 「関係者連携を」と専門家 車中泊の避難場所確保は3割 主要87市区で28市のみ

 県は6月、同感染症対応の避難所運営ガイドラインを更新した。避難者1人当たり3平方メートル以上と従来通りの居住面積に加え、世帯ごとの間隔を1~2メートル確保する必要性を盛り込んでおり、各市町は、避難所の収容可能人数などの見直しを進めている。
 同市の指定避難所は、風水害時が12カ所で最大収容人数2975人、地震時が18カ所で同4535人を想定。しかし、コロナ禍のガイドライン見直しに伴い、1人の居住面積を6・6平方メートルとし、使用する部屋を追加するなどしながら、それぞれ1575人、2515人とほぼ半減させた。
 協定締結後、同ホテルの中川省三社長は「災害は起こり得るもの。市民の安心安全を守るお手伝いをする」と語った。片山象三市長は「新たな避難所の確保が必要な中、大変心強い」と話した。(長嶺麻子)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ