商売繁盛を願う十日えびすが兵庫県北播磨の各神社で始まるのを前に8日、加東市社、佐保神社でも色鮮やかな縁起物の「吉兆」が並んだ。新型コロナウイルス感染症の影響で心が晴れない日々が続くが、境内はひとときの華やかな雰囲気に包まれている。
主催する社商店連合会によると、吉兆は約30種を用意。がんじきをバックに、えびっさんの面、きらびやかな小判、真っ赤な鯛のデザインが目を引く。
今年は同感染症の拡大防止のため、もちまき、福あめの販売と抽選は中止になる。3千円以上の吉兆を購入した人には紅白のもちを進呈する。9日の宵えびすは午前10時~午後9時。本えびすの10日は午前10時~午後4時。(中西大二)
