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ボランティア(左)の説明を聞きながら、紫電改の実物大模型を見学する来場者たち=加西市鶉野町
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ボランティア(左)の説明を聞きながら、紫電改の実物大模型を見学する来場者たち=加西市鶉野町

 兵庫県加西市鶉野町の鶉野飛行場跡で17日、旧日本海軍の戦闘機「紫電改」の実物大模型の一般公開が行われた。緊急事態宣言が再発出される中で初めて週末となったが、同市はアルコール消毒の徹底など、新型コロナウイルス感染症対策を施した上で開催を決めた。

 紫電改は、太平洋戦争末期に投入された、主に迎撃任務を担う局地戦闘機。同県姫路市にあった川西航空機姫路製作所で生産された後、同飛行場に分割して運搬され、組み立てとテスト飛行が繰り返された。

 模型は長さ9・37メートル、翼幅11・99メートル。戦時の格納庫を模した備蓄倉庫に保管しており、2019年6月から毎月第1、第3日曜日に公開している。

 見学に訪れた人びとは、格納庫から出された模型を興味深そうに見つめ、スマートフォンなどで写真を撮影した。この日は鶉野平和祈念の碑苑保存会の上谷昭夫理事による機体説明もあり、「この場所から若者たちが沖縄などの戦地へ飛び立ったことを忘れないでほしい」と訴えた。

 神戸市西区から訪れた女性(72)は「ここで出来上がった戦闘機に乗り、亡くなった人たちのことを思うと心が痛む。歴史を考えるいい機会になりました」と話していた。(杉山雅崇)

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