小野産の山田錦100%使用 日本酒「おの恋 紅山」発売

2021/01/04 05:30

発売された「上撰おの恋 紅山」

 兵庫県小野市で生産された山田錦を100%使用した日本酒「上撰おの恋 紅山(べにやま)」が発売された。これまでに発売されているおの恋の純米吟醸や純米大吟醸よりリーズナブルで、同市はさまざまな場面での飲用を呼び掛けている。 関連ニュース 日本酒発祥の地 宍粟の庭田神社で地酒「三笑」蔵出し式 2酒蔵、途絶えた銘柄を復刻し7季目 酒米の山田錦、コロナ前の需要戻らず 家飲み定着の影響 兵庫県産の24年生産計画は横ばい 丹波篠山唯一、市内産どぶろく5月に販売 移住の女性、日本酒好き高じ自ら醸造 農家民宿が栽培の米使い

 「おの恋」は、長野県辰野町の小野酒造店が2018年から生産。ワインのように香り高く、飲みやすい日本酒として人気を集めている。
 今回発売された紅山は、1・8リットル入りで2200円。飲み口はまろやかで口当たりがよく、冷酒にしても熱かんにしてもおいしく飲めるという。
 同市観光交流推進課は「家庭での晩酌や、飲食店まで、幅広い場面での利用をおすすめしたい」とアピールする。
 イオン小野店(王子町)▽サンパティオおの(浄谷町)▽菊屋酒店(本町1)▽とみさん(片山町)▽足軽小野本店(鹿野町)で販売中。
 プレゼントキャンペーンも実施している。締め切りは2月10日で、応募方法は「広報おの」1月号に記載。
 同課TEL0794・63・1027
(杉山雅崇)

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