個性光る絵画１４点　加東拠点「土の会」作品展

　兵庫県加東市を拠点に活動する絵画教室「土の会」の作品展が、小野市役所（中島町）１階のウェルカムギャラリーで開かれている。風景画や静物画など、個性が光る作品１４点が展示されている。３月５日まで。 関連ニュース 明石で新たに１４人が新型コロナ感染 兵庫県議会自民分裂へ　離脱する石川県連幹事長に聞く　「知事選対応にのみ異論」 明石で新型コロナ１０人感染

　同会は１９８９年に開設された絵画教室で、加東市文化連盟に所属する。洋画家細川勝さん＝西脇市＝の指導で、幅広い年代の会員が月４回の創作活動に取り組んでいる。
　加古川市の増田美知子さんは、同市野口町の教信寺にある桜をモチーフにした。こけむした太い古木に美しい花々が咲く様子を、淡い色彩で表現。ほかにも、荒野で風になびくススキや、薄緑が鮮やかなアジサイ、キク、食虫植物を描いた作品が目を引く。
　出品した小野市の冨田美津子さん（８２）は「強烈なタッチから柔らかな画風まで、それぞれの思いがこもった作品を見に来てほしい」と呼び掛けている。
　午前８時４５分～午後５時１５分。入場無料。（杉山雅崇）