春の訪れ音楽で演出 小野市内外のグループ演奏会
2021/03/02 05:30
息の合った演奏を披露する「小野楽しいハーモニカサークル」のメンバーたち=小野市中島町
兵庫県小野市内外で活動する音楽グループの演奏会「エクラ ハートフルサロンステージ」がこのほど、同市中島町の市うるおい交流館エクラで開かれた。ミュージックベルやトーンチャイム、ハーモニカなどを奏でる3グループが出演し、日ごろの練習の成果を披露。近づく春の足音を柔らかな音色で演出した。
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同市とNPO法人「北播磨市民活動支援センター」の主催。同館が開館の翌年の2006年から続くコンサートで、今回が15回目。
出演した6人組の「ミュージックファクトリー」は、ミュージックベルとトーンチャイムで「イエスタデイワンスモア」などの有名曲を披露。松任谷由実さん作詞作曲の「卒業写真」などの春らしい演目も演奏した。
続いてステージに上がった「Sweet Bell(スイートベル)」は、ミュージックベルやピアノなどを駆使し、ヒット曲の「パプリカ」やクラシック曲の「カノン」などを優しい音色で奏でた。
最後を飾った「小野楽しいハーモニカサークル」は、市民ら14人が「ブルーライト・ヨコハマ」や「通りゃんせ」など、世代を超えて幅広く親しまれる楽曲を発表した。息がぴったり合ったハーモニカの吹奏に、来場者たちが大きな拍手を送っていた。
同サークルの滝口英子代表=同市=は「新型コロナで練習が思うようにいかないこともあったが、本番でいい音が出せたので良かった」と話していた。(杉山雅崇)