水面に映る「逆さ桜」 地元がポスターでPR 小野
2021/03/07 05:30
逆さ桜をPRするポスター
兵庫県小野市高田町の加古川堤防沿いのソメイヨシノが水面に映り込む「逆さ桜」をPRしようと、地元住民がポスターを制作した。水田に映る桜と、周囲を彩る菜の花の黄色が美しい。
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逆さ桜は、小野市の東条川と加古川の左岸4キロに5種650本の桜が並ぶ「おの桜づつみ回廊」の一角にある。
撮影スポットとしてアピールしようと、地元住民が2017年から並木近くの田んぼ約1700平方メートルに水を張っている。風が弱い早朝になると、静かな水面に並木が浮かび上がる。
ポスターは、逆さ桜のPR活動を進める「大部地区地域づくり協議会」が初めて制作した。メンバーの「新たな名所にしたい」との願いを込め、「未来へ残そう 世界へ広げよう 小野市の宝」とメッセージを入れた。
同会の大島育雄会長=同市=は「このポスターで、さらに多くの人たちに逆さ桜を知ってもらいたい」と話している。約千枚印刷。市内のコミセンや自治会長に配布している。コミセンおおべTEL0794・63・6100
(杉山雅崇)