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身近な風景を柔らかな感性で捉える増田さん(左)=西脇市岡之山美術館
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身近な風景を柔らかな感性で捉える増田さん(左)=西脇市岡之山美術館
身近な風景を柔らかな感性で捉える増田さん=西脇市岡之山美術館
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身近な風景を柔らかな感性で捉える増田さん=西脇市岡之山美術館
身近な風景を柔らかな感性で捉える増田さん=西脇市岡之山美術館
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身近な風景を柔らかな感性で捉える増田さん=西脇市岡之山美術館

 花や月などの身近な題材を独自の感性で表現する画家、増田妃早子さん(59)=奈良県生駒市=の作品展「増田妃早子-語り直す夢として…」が、西脇市岡之山美術館(兵庫県西脇市上比延町)で開かれている。現実とかけ離れた淡い色を使いながらも、対象物の持つ空気感をパレット上で再構築した作品38点が並ぶ。(伊田雄馬)

 増田さんは京都市立芸術大学で油絵を学び、個展やグループ展を行う。同館では2019年のグループ展「花とアート」「星とアート」に参加。作品が好評を集め、今回の開催に至った。

 作品はスペースごとに花と風景画に分け、多くは同じモチーフを異なる技法や色彩で描き分けている。増田さんは「同じモチーフを何度も描くことで、『見る』という経験への疑問を投げかけている」と話す。

 花はカーネーションを多く描いた。「大衆的な花でありながら、どこか人工的なイメージがある」といい、描きながらも変化していく花の有様を目で追いかけ、自身の中に浮かぶ像をつなぎとめるように絵筆を走らせた。

 また、風景を描く場所には自宅近くの雑木林を選んだ。ここでも「見た経験そのものを描く」という姿勢を変えず、黄色や青など、その場所に存在しない色を多用しながらも静かな林の雰囲気を表現。焦点をあえてぼかしたふんわりとした質感で「クロード・モネの『睡蓮』に似ている部分がある」と同館の山崎均副館長は評する。

 その他、顔料を含ませた布を画材に、林を描きながらもこすりつけたような模様が現れたものなど意欲作が多数そろう。

 開催期間は8月22日まで。6月末に作品の入れ替えを予定する。月曜休館。午前10時~午後5時。同館TEL0795・23・6223

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