「県内最大級」特大せんべい 加西の名所をあしらい販売
2021/04/21 05:30
直径約20センチ。お土産として開発された特大せんべい=加西市役所
兵庫県加西市観光まちづくり協会とせんべいメーカー「アリモト」が協力し、直径約20センチの特大せんべいを発売した。市内の観光名所などを描いた絵などをあしらい、お土産用として販売し、観光振興に役立てる。
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描かれているのは、北条鉄道や戦闘機「紫電改」、石仏群「五百羅漢」、「気球」の4種類。アリモトは同県姫路市に本社があるが、製造工場や販売店「いっぷくせんべい半月庵加西店」が加西市内にあり、製造、販売に協力した。
しょうゆを塗ったり、乾燥のために並べたりする作業に加え、卵白で絵や文字を記したのりのはり付けも手作業のため、製造に手間が掛かるという。
「気球」のせんべいには「気球の飛ぶまち加西」の文字もあり、紫電改では展示場所の「鶉野飛行場跡」も紹介されている。
同社の有元誠次朗常務は「県内の製品では最大で、インパクトがあると思う。知名度を上げる一助になれば」と話している。
1枚453円。中国自動車道加西サービスエリア上り、県立フラワーセンターなどで販売している。(小日向務)