不登校児らの「居場所」 市民ら3人が民家借り開設 西脇
2021/04/26 05:30
不登校児らの支援スペースをオープンさせた(左から)市位さん、東野さん、岡本さん=西脇市西脇
生きづらさを抱えた子どもや、その家族の居場所となる拠点「てとて広場」が4月、兵庫県西脇市西脇にオープンした。2階建て民家を丸ごと借り、マンガやDVDを楽しんだり、勉強を教えてもらったりしてゆったりと過ごせる。不登校の娘を育てた経験を持つ東野由美子さん(53)ら3人が立ち上げ、「孤立しがちな障害児と親に『ひとりじゃない』と伝えたい」と話す。
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東野さんの娘は中学時代に不登校を経験し、東野さん自身も社会的支援の少なさを実感した。似た境遇だった岡本智恵美さん(60)や特別支援学校で長く勤務した学校心理士の市位葉子さん(62)と出会い、苦心する子や親を手助けできればと広場を開設した。
広場はマンガや児童書をそろえる「てとて文庫」や学習スペース、幼児向けのプレールームを備える。ボランティアの大学生による勉強の補助や、保護者対象の市位さんへの相談(完全予約制)も予定している。
「学校や家に居づらければ、足を運んでほしい」と東野さん。居場所として使えるのは火・土曜の午前10時~午後5時。学習スペースの利用は金曜の午後6~9時。(伊田雄馬)