森の中のホテルが客室改装、落ち着いた洋室に 多可

2021/04/29 05:30

改装したエーデルささゆりの洋室=多可町八千代区中野間

 森の中のホテル「エーデルささゆり」(兵庫県多可町八千代区中野間)が、改装工事を終え、リニューアルオープンしている。本館の客室が、落ち着いた色合いの洋室に生まれ変わった。 関連ニュース コンセプトは「何もしない旅」 淡路島の西海岸に大自然満喫のホテル開業 兵庫の北と南に宿泊特化型ホテル「マリオット」 22年春以降開業へ 旧オリエンタルホテルの味 受け継ぐ人気洋食店

 同ホテルは町が整備し、同町自然活用村協会が運営している。築後30年が経過し、老朽化が目立っていた。以前の本館は6室のうち5室が和室で、宿泊者からは「洋風の外観とそぐわない」という声が出されていた。
 部屋数を1室減らして5室とし、それぞれの部屋を拡張。床には足触りの良い無垢材を使い、緑色のいすやソファを配して森とつながっているような雰囲気に。網戸も取り付け、外の森の景色を見やすくした。
 食事のメニューも一新。夕食は和食か洋食のコース料理、朝は健康に配慮した和食が食べられる。寺尾祐香支配人は「初夏は森の中が最も気持ちいい季節。特に朝の静けさは最高です」とアピールする。
 本館は1泊2食付きで1万4千円から(1室2人以上)。緊急事態宣言中も通常通り営業する。同ホテルTEL0795・37・1200
(伊田雄馬)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ