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新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場。接種は順調に進んでいるが…=加西市健康福祉会館
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新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場。接種は順調に進んでいるが…=加西市健康福祉会館

 高齢者対象の新型コロナウイルスのワクチン接種で、兵庫県加西市が予約の受け付けを中断している。75歳以上、74~70歳と段階的に接種券を発送し、申し込みを受けている途中で、希望者が市の想定を超え、7月末までに予定していた接種人数にほぼ達した。24日に予定していた69~65歳の接種券発送も5月31日に延期し、その間に接種の体制を強化する。(取材班)

 同市は、3月にまとめた接種計画で予約を受け入れる枠を65歳以上の人口約1万5200人の約7割と想定した。市内の医療機関での個別接種が見込まれる1350人分に加え、集団接種の予約枠約8900人分を用意した。

 一般的に集団免疫を獲得する接種率は「7割以上」とされる。また、アレルギー反応などを懸念し、接種を辞退する高齢者は「3割程度」とする報道機関の調査結果もあり、これらを踏まえ、加西市は市内の高齢者接種率を70%程度と見込んだ。

 しかし、20日午後5時半現在で、70歳以上の予約者は対象の70・9%となる8493人。準備していた集団接種予約枠の大半が埋まる結果となり、21日正午での一時停止を決めた。

 同市の75歳以上の申込者は、対象の76・5%(20日現在)。近く始まる医療機関での個別接種を希望しながら、集団接種を選んだ市民も少なくないとみられ、市が想定していた「7割」を超える事態になっている。

 市の担当者は「70%の見込みは、コロナ禍では甘かったのかもしれない。今後の接種人数を増やすために努力している。ご理解をお願いしたい」とする。

 一方、北播磨地域で他市町に先駆けて、5月1日から集団接種を始めた小野市は、65歳以上の接種率が23・6%(同)と最も高い。最終的な接種率を80%と見込むが「ワクチンと接種枠は十分に確保している」とする。

 加東市も、65歳以上の予約率(同)が78・8%と7割を超えているが「住民全員が希望しても対応できるように準備している」(同市)。同じく予約率80・4%(20日現在)の多可町も「予約を受ければ接種できる」と、希望者を受け入れる態勢を整えている。

 17日から接種がスタートしたばかりの西脇市は、予約率45・6%(同)で大きな混乱はないという。

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