水筒なのにスマホスタンドに スマートで機能的に開発
2021/07/31 05:30
スマホやノートパソコンのスタンドとしても利用できる水筒「モノム」=加古川市八幡町野村
兵庫県加古川市八幡町野村の商品開発企業「ユウキモノラック」が、同県小野市西本町のデザイン会社「シーラカンス食堂」と協力し、オリジナル水筒「Monom(モノム)」を開発した。樹脂を使った洗練されたデザインで、スマートフォンやノートパソコンのスタンドとしての機能も持つ。現在、クラウドファンディングで購入者を募っている。(杉山雅崇)
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ユウキ社は、加古川市の金型製作・プラスチック成形業の「ユウキ産業」が、2018年、消費者との直接取引(BtoC)事業を展開するため設立した。
以後、家電を中心とした商品を開発・販売してきたが、完全オリジナル商品の開発を企画し、シーラカンス食堂代表の小林新也さんに相談。母体であるユウキ産業の金型・成形技術を生かしながら、オリジナル水筒を開発した。
シーラカンス食堂の小林さんがデザインを担当し、本体上部に段差を設け、スマホやタブレットのスタンドとして活用できるように工夫。また、ノートパソコンの下に水筒を置くことでキーボードの操作がしやすくなるといい、小林さんは「形にはかなりこだわりました」と自負する。
コロナ禍でリモートワークやオンライン会議などが一般的になり、ユウキ社の榎恵介さんは「新型コロナで変化したライフスタイルに対応した商品だと思う。細部までこだわったボトルなので、ぜひ使ってみてほしい」と話している。
クラウドファンディングサイト「Makuake」で、一つ3168円(税込み)から購入できる。同社TEL079・441・9643