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戦後50年番組「滝野にもあった戦争」に出演し、下滝野空襲について話す女性(加東ケーブルビジョン提供)
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戦後50年番組「滝野にもあった戦争」に出演し、下滝野空襲について話す女性(加東ケーブルビジョン提供)
戦後70年特別番組「あの時の加東郡これからの加東市」のワンシーン(加東ケーブルビジョン提供)
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戦後70年特別番組「あの時の加東郡これからの加東市」のワンシーン(加東ケーブルビジョン提供)

 加東ケーブルビジョン(ケーブルテレビ)が15日の「終戦の日」に、同局アーカイブに残る2本の戦争番組を再放送する。戦時中、兵庫県加東市下滝野地区が被害を受けた空襲を知る市民の体験談や、海兵団入団後、潜水艦で出征した男性が声を振り絞りながら語る姿などが記録されている。同局の担当者は「出演した市民には亡くなった方もいる。それぞれの証言から戦争を考える機会に」と話している。

 旧滝野町の「滝野ケーブルコミュニケーション」が1995年、戦後50年の節目に制作した「滝野にもあった戦争」(30分)と、加東ケーブルビジョンが2015年、戦後70年で手掛けた特別番組「あの時の加東郡これからの加東市」(90分)。

 「滝野にも-」は、下滝野空襲を特集した神戸新聞北播版の連載「知られざる空襲」で、同局に反響の声が寄せられ、再放送を決めたという。番組では下滝野空襲を体験した女性が出演し、米軍機が民家を襲う様子や被害の実態などについて詳細に語っている。

 「あの時の-」は、2015年に市の広報誌を通じて当時の証言や資料の提供を呼び掛け、職員が取材、制作した。戦時中、国民学校3年生だった男性が同市を流れる千鳥川で友人と泳いでいた際、米軍機が低空飛行で近づき、機銃掃射を始めた体験談などを記録。男性はその時の様子を描いた絵とともに「戦争は地獄」など語気を強める。

 同局の担当者は「それぞれの言葉には重みがある。平和の大切さを感じ取ってほしい」と話している。

 放映は15日午前11時からと午後5時からの2回。両番組を連続して紹介する。(中西大二)

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