西脇病院、妊婦にワクチン優先接種　９月から受診者対象

　西脇病院（兵庫県西脇市下戸田）は、同病院を受診する妊婦に対し、優先的に新型コロナウイルスワクチンを接種すると発表した。９月から予約を受け付け、曜日を限定して行うという。 関連ニュース ワクチン接種の大学生「副反応に不安あるがメリットの方が」　兵庫県知事と意見交換 ワクチン２回接種済みの女性が新型コロナ感染で死亡　新たな感染者は１３４人　尼崎 子どもの感染拡大、第４波の３倍　重症化リスクは低いが、ワクチン接種は「勧めたい」

　分べん設備を備える同病院は北播磨地域の産科の拠点で、新型コロナに感染した妊婦の受け入れ実績もある。現在、産婦人科を受診している妊婦は１０１人に上り、居住地を問わず接種できる。
　接種は受診時に予約が可能といい、優先枠が割り当てられる曜日は未定。同病院は「通院を避けられない妊婦が安心できるように配慮した」と話している。（伊田雄馬）

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