ワクチン集団接種、10月末終了 以降は個別接種で対応 加西市
2021/09/18 05:30
加西市役所=加西市北条町横尾
兵庫県加西市は17日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種を10月末で終了することを決めた。1回目接種への予約申し込みが減少している上、9月末で対象者の約8割が1回目の接種を終える見込みで、現在の集団接種の体制が維持しにくくなると判断した。
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1回目の接種は現在、9月末まで予約を受け付けており、申し込みが多い場合には10月初めに接種日を追加する予定。追加した場合を含めて集団接種は10月末までに2回目の接種を終える。その後は、市立加西病院や他の医療機関での個別接種で対応する。
同市は市健康福祉会館(同市北条町古坂)を会場に5月8日に集団接種を開始。年齢順に予約を受け付け、全対象者の接種率は9月13日時点で、1回目が74・6%、2回目が62%になっている。現在は平日で1日約250人を受け付ける体制で接種を進めているが、申し込みは1日20~30人にとどまっているという。
市新型コロナウイルスワクチン接種対策室は「接種を希望する人は早めに申し込んでほしい」と呼び掛けている。
予約は通信アプリLINE(ライン)や電話でできる。市専用コールセンターTEL0790・42・2204(平日午前9時~午後5時)
(小日向務)