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 論戦が繰り広げられた兵庫県西脇市議選は、立候補者17人のうち60代以上が11人に上った。50代が6人で40代以下はゼロ。女性も1人のみだった。働き盛りの現役世代や子育て世代との隔たりは否めず、果たして市民の多様な声を反映できる選挙戦になっていただろうか。

 この傾向は西脇市議選に限ったことではない。現役世代が地方議員への立候補を敬遠する理由について、神戸大法学部の砂原庸介教授(政治学・行政学)は「立候補する場合、新卒で入った会社を辞めざるを得ない。一度辞めて政治に挑戦すると、元のキャリアに戻ることが極めて難しくなる」と説明する。

 西脇市議会は早稲田大学マニフェスト研究所が選ぶ「議会改革度調査」の2019年ランキングで全国1位に輝き、20年も3位に入るなど、市民の声を政策に反映する仕組みが全国的に評価されているが、まだ改善の余地は残っている。

 告示前に聞いたある新人候補の言葉が印象に残っている。「働きながらでも議員をできると示したい」。気概を持った議員が議会に新たな風を吹き込み、4年後の選挙では、さらに幅広い年齢層が立候補に踏み出すことに期待したい。(伊田雄馬)

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