冬の恒例「サンタ列車」2年ぶり運行へ 加西の北条鉄道

2021/11/21 05:30

トナカイの読む絵本に夢中になる子どもら=北条鉄道(2018年12月撮影)

 北条鉄道(兵庫県加西市)は12月4日から、学生ボランティアとともにクリスマスの催しを楽しむ「サンタ列車」を運行する。同鉄道のイベント列車運行は昨年春以来で、サンタ列車の開催は2年ぶり。参加者を募集している。(小日向務) 関連ニュース 特急と新幹線でカニ輸送、JR西 産地鳥取から、初の取り組み 無人駅利用者100倍以上に増やした秘訣は… 迷いインコが列車の旅 JRに乗り市またぐ大冒険

 サンタ列車は1989年に始まった冬の恒例行事。19日までの土、日曜日は午前10時と同11時、午後0時と同1時のいずれも39分発の4便。最終日の24日は4便に加え、同2時39分発でも運行する。新型コロナウイルス感染対策として、乗車人数は1便当たり40人に制限し、団体利用も10人までとする。
 運行は北条町駅(加西市)-粟生駅(小野市)間を約50分で往復。車内はクリスマスらしい装飾が施され、学生たちがふんしたサンタクロースやトナカイと一緒に歌やゲームを楽しむ。お菓子の入ったプレゼントもある。
 参加費は中学生以上1200円、1歳~小学生600円。予約制で、申し込みは同鉄道TEL0790・42・0036へ。

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