北播

  • 印刷
最後の「寅」を描き終え、十二支全ての絵馬を奉納した大嶋さん。額縁は友人の土井賢一さんが制作した=小野市垂井町
拡大
最後の「寅」を描き終え、十二支全ての絵馬を奉納した大嶋さん。額縁は友人の土井賢一さんが制作した=小野市垂井町

 兵庫県小野市の大嶋久直さん(86)が、来年の干支(えと)「寅(とら)」の絵馬を描き、17日に同町の住吉神社に奉納した。2011年の卯(う)年から毎年絵馬を制作し、今年で十二支を描き終えた。昨年夏には心臓の手術も経験。健康面の不安もある中で干支を一回りし、大嶋さんは「絵を描き続けることができ、ほっとしている。参拝客に見てほしい」と話している。(杉山雅崇)

 大嶋さんは退職した68歳ごろから「何かに熱中したい」と、水彩画を描くようになった。営業マン時代、全国を巡った経験からドライブ旅行が好きで、旅先の風景などを描いてきた。

 絵馬の奉納は、同神社の関係者から提案を受け11年から始めた。題材の取材にこだわる大嶋さんは、王子動物園(神戸市)や小豆島銚子渓自然動物園お猿の国(香川県)など、全国の動物園まで出向いてきた。羊やサルなどを間近で見た上で絵を描く。

 今回制作した寅の絵馬も、王子動物園や天王寺動物園(大阪市)で飼育されているトラの写真を自ら撮影し、題材とした。

 昨年7月にあった心臓の手術で2カ月入院したが、幸い経過は順調で、新年を前に最後の干支となった寅の絵馬を完成させることができた。

 拝殿に奉納された絵馬を見た大嶋さんは柔らかな笑みを浮かべ、「われながらよく描けたなと思う。これからも各地の美術展などを目標に、創作を続けたい」と、自身が生み出した迫力あるトラを見つめた。

北播
北播の最新
もっと見る
 

天気(1月21日)

  • 6℃
  • ---℃
  • 20%

  • 3℃
  • ---℃
  • 50%

  • 7℃
  • ---℃
  • 20%

  • 4℃
  • ---℃
  • 50%

お知らせ