サンタ列車2年ぶり出発進行! 北条鉄道 車内でクイズや歌の時間も
2021/12/05 05:30
学生らが演じるサンタやトナカイと一緒にお絵かきゲームを楽しむ子どもたち=加西市内
 サンタクロースやトナカイと一緒にゲームや歌を楽しむ「第32回サンタ列車」の運行が兵庫県加西市と同県小野市を結ぶ北条鉄道で4日、始まった。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止しており、2年ぶりの開催。
          
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 車内は天井にモールを飾り、通路には赤いじゅうたんを敷いた。幼児教育や小学校などの教員を志望する兵庫教育大学(同県加東市)の学生有志らが企画を考え、車内を盛り上げている。
 第1便には、子どもたちと保護者の計40人を乗せ、北条町駅を出発した。参加者らは前半、途中駅のホームに掲示されたクイズに答える催しに挑戦。後半は左右の座席で班分けして、それぞれに出された「サンタクロース」「トナカイ」などの題に合わせて1人1筆ずつで絵を描いた。北条町駅に帰着する際には、みんなでクリスマスソングを歌った。
 加西市の女性(33)は、約30年前に母親(65)とサンタ列車に乗った。女性は「こんなに長い間、サンタ列車が続いているなんてすごい」と喜んでいた。(小日向務)