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冬の日差しを受けて輝く湖面は「銀の竜」のよう=加東市、東条湖畔
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冬の日差しを受けて輝く湖面は「銀の竜」のよう=加東市、東条湖畔

 「銀の竜」現る-。兵庫県加東市東部の雄峰、秋津富士の山麓付近から東条湖を望むと、この時期、湖面一帯が太陽の光で輝く瞬間がある。その光景は、まるで山あいを泳ぐ巨大な竜のよう。冬にしか見られない自然美が広がっている。

 太陽の高度がまだ低いこの時期。晴れ渡った日は、湖面の広範囲が陽光に照らされる。湖が長大な川のように見える場所から、一直線上に太陽が差しかかる午後に水面(みなも)を見下ろす。冷気を含んだ風が波紋を描いた瞬間、「銀の竜」は姿を現す。

 太陽が高くなる春から秋は湖面全体が照らされず、この光景は見られない。冬の日差しが演出するため、竜が登場するのは、晴れた日の午後、数十分間に限られる。

 地域の水がめとして整備され、昨年完成から70年を迎えた東条湖。かつて水不足に悩まされていた加東市、小野市の農業や生活を支える。銀色に輝く巨大な姿は、大地を潤す恵みを映し出している。(中西大二)

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