昭和の懐かし家電・道具がずらり 台所の風景テーマに140点 小野市立好古館
2022/01/05 05:30
昭和期に生産されたかき氷器などの昔懐かしい生活用品が並ぶ=小野市西本町
昭和期の家電製品や日用品などを集めた企画展「ザ・昭和のくらし①-懐かしい台所風景-」が、兵庫県小野市西本町の市立好古館で開かれている。昭和30年代のかき氷器やかつお節削り器のほか電気炊飯器やトースターなどの昔懐かしい家電製品まで、同館所蔵の140点が並ぶ。4月3日まで。
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市民らから寄せられた戦前-昭和後期の家庭用品をジャンル別に披露しようと、同館が企画した。
「食生活の移り変わり」のコーナーでは、かつお節削り器や鉄鍋、蒸し器から、高度成長期に流行したかき氷器やジューサーなどを展示。ライフスタイルの変化を分かりやすく紹介している。続くレトロ家電のブースには、電気炊飯器やポットなど、世界を席巻した日本の家電製品がずらり。焼けたパンが飛び出る東芝製トースターも目を引く。
また、昭和期に発行された精肉店やスーパーのチラシは、地元商店街の活気を物語る。戦後すぐに発売された西洋料理のレシピ本や、1980(昭和55)年の学校給食指導の手引きなど貴重な冊子も並ぶ。
午前9時半~午後5時(入館は午後4時半まで)。一般200円、小中学生100円。同館TEL0794・63・3390
(杉山雅崇)