昨年まで東北走っていたディーゼル列車「キハ40形」 加西で導入イベント
2022/01/13 05:30
北条鉄道に導入された「キハ40形」=加西市内
兵庫県加西市観光協会は2月27日、北条鉄道北条町駅(同市北条町北条)などでディーゼル列車「キハ40形」の導入記念イベントを開く。乗車体験のほか、この列車が昨年3月まで走っていたJR東日本五能線(秋田県能代市-青森県田舎館村)沿線の観光PRもある。
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キハ40形は国鉄時代に製造された。JR西日本では現在も走っているが、JR東日本ではほとんど運行しておらず、導入した北条鉄道では五能線のカラーリングのまま運行する。
運行は午前9時15分発▽同11時9分発▽午後1時9分発▽同3時9分発-の4便。午前の2便では津軽三味線の演奏があり、午後の2便ではなまはげが車内に登場する。募集定員は1便が30人、2便以降は各50人。
そのほかアニメ「銀河鉄道999」の曲などで知られるタケカワユキヒデさんのビデオレターの紹介、能代市や秋田県男鹿市、青森県五所川原市の観光PR、抽選会などがある。
乗車は無料で、市外からも参加できる。応募多数の場合は抽選。午後の2便は子どものいる世帯を優先する。1世帯4人まで。申し込みは加西市観光協会ホームページから。1月24日締め切り。TEL0790・42・8715
(小日向務)