創作童話「デブ猫ちゃん」主人公のマル、播州織のスカーフでキメる 兵庫41市町を縦断中 西脇

2022/02/15 17:24

にっしー(左)と片山象三市長(中央)と記念写真を撮るマル=西脇市役所

 本紙で4月から連載が始まる創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」をPRするキャラバンが15日、兵庫県西脇市の片山象三市長を表敬した。主人公で3歳オスの猫「マル」(着ぐるみ)と、同市のマスコットキャラクター「にっしー」も対面。片山市長は「一緒に兵庫県や西脇市を盛り上げていこう」とエールを送った。 関連ニュース 【3月7日】JR加古川線の魅力知って 久下村駅周辺で夜市! 映像投影、グルメや巨大迷路も 丹波市 明石市北部にスマートインターチェンジ検討 市長「利便性に期待」 石ケ谷梅林保全など課題 明石市の新ごみ処理施設の整備本格化 事業費は136億円増 市長「単独で建設、これで最後に」

 「デブ猫ちゃん」は、2018年に愛媛新聞で連載が始まった。小説家の早見和真さん(松山市在住)が文を、愛媛県今治市出身の絵本作家かのうかりんさんが絵を担当する。22年1月までに第1~第3シリーズが同紙で掲載され、NHKでも現在、アニメが全国放送中。兵庫シリーズは本紙で4月中旬から始まり、11月ごろまで毎週土曜日付に掲載される。
 スタートを前に兵庫県民に広く知ってもらおうと、神戸新聞社がデブ猫キャラバンを結成。2月8日の福崎町に続き、西脇市を訪問した。マルは、片山市長とオリジナル名刺を交わしたり、にっしーとツーショット撮影したりした。
 片山市長は県内で初めて現役校舎が国の重要文化財に指定された西脇小学校に触れ「マルには是非、小学校を見てもらいたい」と歓迎。播州織のブルーのスカーフを巻くマルに「播州織や播州ラーメンなど、マルと一緒に地場産業を盛り上げていきたい」と話した。
 キャラバンは西脇市図書館にも立ち寄り、今春からの連載をPRした。(藤原 学)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ