社地域の小中一貫校、愛称は「社学園」 加東市、25年開校予定

2022/03/10 05:30

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 兵庫県加東市が2025年春の開校を目指している社地域小中一貫校の愛称が「社学園(やしろがくえん)」となる方針が8日決まった。昨年4月に開校した東条地域の小中一貫校の愛称「東条学園」とも通じるネーミングで地域への定着を目指す。 関連ニュース 合唱、ダンス…初の学園祭 今春創立の東条学園小中学校 加東 9年間同じ校舎、同じクラスメイト…「小中一貫校」のメリット・デメリット 通わせている保護者に聞いてみた 兵庫県教委 7207人が異動 いじめなど対応「学校問題支援室」新設

 社地域小中一貫校は、社中学校と周辺の5小学校が統合して整備される。
 愛称には、社地域の児童や生徒、教員らから270件の応募があった。地域住民や保護者、学校関係者らでつくる開校準備委員会が8日夜に開いた会合では、事前に5件に絞られた愛称案に出席委員27人が投票。「社学園」が最多14票を集めた。25日にある市教育委員会で正式に決定する。
 開校準備委員会の松井敏委員長(71)は「子どもたちの未来の学校にふさわしい名前として親しまれてほしい」と話した。同委員会では今後、新しい制服や校章、校歌、通学路を協議する。(岩崎昂志)

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