加古川沿いの「逆さ桜」地元住民がPR パンフレット製作、知名度向上へ

2022/03/21 05:30

住民らが製作した「おおべ逆さ桜」のパンフレット=小野市敷地町

 兵庫県小野市高田町の加古川堤防沿いのソメイヨシノが水面に映り込む「逆さ桜」を多くの人に知ってもらおうと、地元住民がパンフレットを製作した。住民や公民館、店舗などに配布し、知名度向上を図る。 関連ニュース 加西病院「建設地を変更」 高橋市長、方針転換表明 「用地、25年初頭までに選定」 まるで「ツバメ団地」、軒下に50個近い巣 ふんよけの傘カラフルに 丹波篠山のゴルフ場 雇用促進、地域活性へ協定 丹波市とリクルート 28日にはセミナー

 逆さ桜は、同市の東条川と加古川の左岸4キロに650本の桜が並ぶ「おの桜づつみ回廊」で見られる。広くアピールしようと、地元住民が5年前から並木近くの田んぼ約1700平方メートルに水を張り始めた。風が弱い日の早朝、桜並木が水面に映り込み、幻想的な光景が広がる。
 パンフレットには早朝の逆さ桜のほか、夕暮れ時に紫色になった空が美しい写真や夜桜も掲載。周辺の史跡やアクセス方法も紹介し、大部地区全体のPRを狙っている。
 大部地区地域づくり協議会の小林衛副会長は「去年はポスターをつくり、今年はパンフレットができた。いろいろな方法で逆さ桜をアピールしていきたい」と話している。
 コミセンおおべ(同市敷地町)などで配布する。無料。同コミセンTEL0794・63・6100
(杉山雅崇)

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