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 新入団員の減少や団員の高齢化に悩む兵庫県加西市消防団が団員意識調査を行った。消火技術を競う大会に向けた練習について「拘束時間が長く仕事や家庭に負担が大きい」「訓練が形式化している」などの指摘が多数あり、退団の理由にもなっているという。一方で、災害現場を想定した実践的な訓練を希望する意見が多かった。市消防団は「調査結果を活動活性化につなげたい」としている。(敏蔭潤子)

 同市消防団の新入団員は2001年度に167人だったが、21年度は70人まで減った。平均年齢は35・99歳で、40代以上が約25%を占める。市消防団は活動継続に危機感を持ち、今年2~3月、全団員1227人を対象にウェブでアンケートを実施。568人が回答した。

 消火活動の技術を競うポンプ操法大会、行動の正確さを競う礼式大会は、大会前の約2週間、毎晩のように練習がある。最も多くの団員が「不満に感じている活動」に挙げ、「練習で毎日拘束され仕事への負担が大きい」との声が多かった。「実際の火災時に役に立つか疑問」「実践的な訓練に変更すべき」という指摘もあった。

 不満に感じることでは「家族へ迷惑がかかる」「子育てに参加できない」と家庭への負担を訴える声も目立った。

 「受けたい訓練」では、「震災に備えて防災訓練」「消火技術、資機材の取り扱い方法など火災対応訓練」が上位だった。具体的には「地震や豪雨に備えた避難誘導訓練」「器具の使い方や火災時の動きなど、消防署からじかに学びたい」などの意見が出た。

 深田哲也団長(64)は「アンケート結果は無視できない。いろんな意見を聞いて改革に向けて進めていきたい」と話している。

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