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端午の節句に合わせた五月人形が並ぶ会場=小野市西本町
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端午の節句に合わせた五月人形が並ぶ会場=小野市西本町

 5月5日の端午の節句を前に、小野市立好古館(兵庫県小野市西本町)で、五月人形やよろいかぶとなどを集めた企画展が開かれている。明治-平成期に制作された勇ましい人形や飾り、のぼりなど71点が並び、来場者を出迎えている。5月22日まで。(杉山雅崇)

 同館によると、5月5日の節句は本来、邪気を払い、延命を願う行事だった。奈良・平安時代は男子が競馬や騎射を行い、軒先にはショウブをつるした。その後、ショウブを「尚武」に掛け、鎌倉時代には武家が甲冑(かっちゅう)やかぶとを飾るようになり、江戸時代中期には人形などを座敷に飾る風習が庶民にも広まり、現代につながっているという。

 会場に入ってまず目を引くよろいかぶとは、かぶとの全面に付けられた勇壮な立物と、色糸などを組み合わせた装飾が美しい。桃太郎や弁慶、加藤清正ら昔話に登場する英雄や武将をかたどった人形も並ぶ。

 1939(昭和14)年ごろに作られたかぶと飾りには、かしわ餅やショウブをかたどった置物や家紋入りののぼり、ミニチュアの太鼓なども付属しており、所有者の思い入れや財力が伝わる。

 同館の藤原友子学芸員は「ひな飾りに比べれば華やかさはないが、どの人形も親の思いが詰まっている。時代を超えた飾りを見てほしい」と話していた。

 午前9時半~午後5時(入館は午後4時半まで)。一般200円、小中学生100円。月曜休館。同館TEL0794・63・3390

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