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新作狂言「根日女」を表情豊かに演じる加西市こども狂言塾の塾生ら=いずれも加西市民会館文化ホール
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新作狂言「根日女」を表情豊かに演じる加西市こども狂言塾の塾生ら=いずれも加西市民会館文化ホール
「樋の酒」を演じる野村萬斎さん=加西市民会館文化ホール
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「樋の酒」を演じる野村萬斎さん=加西市民会館文化ホール

 「第6回加西能」が4日、加西市民会館文化ホール(兵庫県加西市北条町古坂1)で開かれた。市こども狂言塾の塾生らが、狂言師野村萬斎さんが監修・演出を手がけた新作狂言「根日女」を熱演した。萬斎さんが出演する狂言や、能の舞台もあり、延べ約680人の観客が伝統芸能を堪能した。

 第1部の狂言「根日女」は、播磨国風土記に記された悲恋物語「根日女伝承」に基づく。国造許麻の娘、根日女と2人の皇子との運命的な出会いと恋を描く。根日女が葬られる場所として、現在の玉丘古墳(同市玉丘町)が登場する。

 舞台には、狂言塾の塾生や卒塾生ら播磨地域の小中高生29人が出演。直前のリハーサルで萬斎さんから「演技は言葉のキャッチボール。相手の言葉をよく聞いて演じて」と助言を受け本番へ。駄じゃれを言う場面では観客がくすりと笑い、「めでたや」「めでたや」と全員で声を合わせて舞うと手拍子が起こった。

 許麻を演じた兵庫教育大付属中1年石野杏奈さん(12)=加西市=は「許麻の気持ちが、相手役や観客に伝わるように工夫した。みんなで舞台を成功させることができて楽しかった」と充実した表情を見せた。萬斎さんは「舞台上でコミュニケーションが取れていた。とても成長した」とたたえた。

 第2部では、野村萬斎さんらが狂言「樋の酒」を演じ、ユーモラスなしぐさで観客を沸かせた。能楽師観世銕之丞さんらによる能「三輪」も上演された。(敏蔭潤子)

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