「御城印」売れ行き予想以上 三木合戦関連の4市観光協会販売 第2、3弾も検討中
2022/05/11 05:30
好評を集めている豊地城の御城印=小野市福住町
戦国時代の三木合戦に関連した城跡がある兵庫県小野、加古川、三木、加西市の観光協会が販売する「御城印」が好評を集めている。小野市福住町のコミュニティーレストラン「誉田の館いろどり」が販売している豊地(といち)城の御城印は、発売から約2週間で約150枚を売り上げるなど人気が高まっている。
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御城印は、東播磨と北播磨に観光客を呼び込もうと、4市の観光協会が連携して制作。対象は秀吉本陣(三木市)など8カ所で、先月28日から販売を始めた。
いろどりが販売している御城印の豊地城は、かつて小野市中谷町に所在。三木合戦時は羽柴秀吉に味方した別所重棟の城だった。
同館によると販売開始後、御城印が20枚以上売れる日も珍しくなく、若い世代もよく訪れるようになった。いろどりの小林千津子さんは「予想以上の売れ行きに驚いている」と話す。
加古川、三木、加西市でも売れ行き好調といい、小野市観光協会は「とても好評だったので第2弾、第3弾も考えている。御城印ブームを実感した」としている。問い合わせは小野市観光協会(TEL0794・63・1929)のほか各観光協会まで。(杉山雅崇)