赤い雄しべ、雪のような白い花びら 南米原産の果樹「フェイジョア」の花咲く 小野

2022/06/22 10:40

こだまの森グラウンドゴルフ場で咲いているフェイジョア=小野市万勝寺町

 南米原産の果樹で、白と赤のユニークな花弁が目を引く「フェイジョア」の花が、兵庫県小野市万勝寺町のこだまの森グラウンドゴルフ場で咲いている。赤い雄しべと雪のような白い花びらが、利用者らの目を引いている。 関連ニュース 加西病院「建設地を変更」 高橋市長、方針転換表明 「用地、25年初頭までに選定」 まるで「ツバメ団地」、軒下に50個近い巣 ふんよけの傘カラフルに 丹波篠山のゴルフ場 雇用促進、地域活性へ協定 丹波市とリクルート 28日にはセミナー

 フェイジョアは、フトモモ科の常緑樹で、南米ウルグアイやパラグアイ周辺が原産。10月下旬~12月中旬には、甘酸っぱい味の実ができることから、「パイナップル・グアバ」とも呼ばれる。
 こだまの森は2001年にオープンした施設で、公園とグラウンドゴルフ場を備える。フェイジョアは開設当初に同市職員が植えたといい、秋になると利用者が実を収穫しているという。
 グラウンドゴルフ場のすぐ近くにある白と赤色の花は利用者を楽しませ、市内から訪れた女性会社員(62)は「家の近くにはない花なので見られてうれしい。暑い日が続く中、癒やされますね」と話していた。(杉山雅崇)

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