意識を失った元同僚の男性(70)に心肺蘇生を施し命を救ったとして、兵庫県北はりま消防組合加西消防署が、松田隆司さん(58)=同県姫路市=と亀谷保さん(61)=同県相生市=に感謝状を贈った。飯尾昌弘署長は「迅速な通報と適切な措置をしていただいた」と感謝の言葉を述べた。
5月上旬、3人は古法華自然公園(同県加西市東剣坂町)でキャンプに出かけた。元同僚の男性が荷物を車に積んでいたところ、気分が悪くなった。松田さんと亀谷さんは男性と別れて登山に行こうとしたが、運転席で休んでいた男性の様子を確認すると、既に意識を失っていた。
加西消防署が119番通報を受けたが、現場までは遠く、救急車内から電話で応急処置を口頭指導する「救急到着前コール」を行った。男性が座っている席を後ろに倒し、胸の真ん中に手を当てて強く押すように指示。救急隊の助言を受けながら、松田さんと亀谷さんが交代で心臓マッサージを続けた。男性は蘇生し、到着した救急車の中で名前が言えるまでに回復。病院で点滴を受け翌日には退院した。
心臓マッサージを施している際、2人は不安に襲われていたという。「最初は腹部が動いていたけれど、マッサージをしている途中で動かなくなった」「死ぬかもしれない。家族にどう説明しようかと思った」。それでも隊員からの「続けてください」との指示で懸命に手を動かし続けた。
松田さんと亀谷さんは「心臓マッサージの訓練を受けてなくても命を助けられた。これからも自分にできることをしたい」と振り返り、飯尾署長は「その場にいる人が、いかに早く対処するかが大切。呼吸をしているか分からない状態では心臓マッサージをためらう人が多い。今回は続けたから命が助かった」と、2人をたたえた。(敏蔭潤子)

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