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大谷永吉さんと愛馬のボイス=多可町中区
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大谷永吉さんと愛馬のボイス=多可町中区
自宅の厩舎でえさをやる大谷香名美さん(右)と長女の華乃さん=多可町中区
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自宅の厩舎でえさをやる大谷香名美さん(右)と長女の華乃さん=多可町中区

 兵庫県多可町で馬術に打ち込む大谷永吉さん(15)=同町中区=が、6月末に国体の近畿ブロック大会を通過し、個人と団体の2部門で本大会出場を決めた。家族は練習環境を求めて滋賀県から同町へ移住し、一家で乗馬クラブを運営。永吉さんは朝早くから愛馬にまたがり、毛並みの手入れをしてから登校する日々を送る。中学生ながら国体代表の座をつかみ、「気負わず、練習の成果を発揮したい」と自然体で臨む。(伊田雄馬)

 大谷さんの父、直生さん(56)も馬術の元トップ選手。障害物が設置されたコースを規定時間内に走り、技術を競う「障害飛越」の種目で、日本代表としてアジア大会に出場するなどの実績を持つ。

 直生さんは馬術競技で知り合った母の香名美さんと結婚後、滋賀県草津市で競走馬の運搬業務に携わっていた。3人の子どもが馬術に興味を持ち始めたことをきっかけに、香名美さんが馬術に打ち込める環境を関西一円から探し、5年ほど前に多可町へ移住した。

 見つけた多可町の物件は6千坪に及ぶ広大な敷地。厩舎と練習場を整備しても使い切れず、手つかずの林にはよくシカが姿を現す。永吉さんは毎朝4時半に起き、愛馬のボイス号で駆け回った後、馬体のブラッシングや水洗いをしてから中学校へ登校している。

 国体の馬術は「少年」(15~17歳)と「成年」(18歳以上)に分かれ、15歳の永吉さんは少年の部の参加資格を得たばかり。初陣の近畿大会は6月25、26日、京都府宇治市で開かれた。ボイスとともに臨んだ障害飛越の個人競技では、10人中2位の好成績、3人で馬を共有する団体競技では見事優勝を果たした。

 現地で観戦した香名美さんも「浮かれたところがなく、本当にいつも通りだった」と驚いたという。10月に栃木県で開かれる国体には個人、団体で出場を予定している。「毎日の練習の成果を出したい」。日に焼けた永吉さんがはにかんだ。

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