ひまわりの丘公園、大型複合遊具新設へ 開業20周年、遊具エリアを大規模改修 12月完成 小野
2022/09/01 05:30
新たに整備される大型複合遊具の完成イメージ(小野市提供)
兵庫県小野市は9月から開業20周年を迎えた同市浄谷町の「ひまわりの丘公園」内にある遊具エリアの大規模改修工事に乗り出す。周囲を一望できる新たな複合遊具を建設するほか、既存遊具に大型スライダーも増設される。10日から周辺の利用制限が行われ、12月24日のお披露目に向けた大規模な整備が進む。
関連ニュース
咲き誇れ「ヒマワリ」 復興の象徴、黄色い手袋で表現 「感謝と友情」胸に 神戸マラソン2024
ヒマワリとチョウ
秋のヒマワリ、畑を染め上げ 市川の奥営農組合、11日まで地元産品販売も
同公園は2002年4月にオープン。四季折々の花が咲く花壇や、近くの畑に咲くヒマワリやコスモスを目当てに、県内外から多くの人が訪れる。
20周年を迎えた公園をリニューアルしようと、同市は本年度当初予算案に、加東市のゴルフクラブ社長神内良子さんから寄付された2億円を含めた計5億円超の整備費を計上し、駐車場やトイレ棟の増設など工事計画を進めてきた。
新設する大型複合遊具は高さ約13メートルで、見晴らしは抜群。子どもたちが楽しめる二つの大型スライダーが設けられる。また、複数のスライダーなどが楽しめる幼児用遊具や、おむつ替えテーブルや小型トンネルなどを備えた乳児用遊具も設置される予定で、幅広い年代の利用を見込む。
10日からは、遊具が建設される園内のわんぱく広場と多目的広場の一部で利用が制限される。同市まちづくり課は「クリスマスの披露に向け、建設工事を順調に進めていきたい」としている。同課都市整備係TEL0794・63・2182
(杉山雅崇)