酒と旅テーマに狂言やトークショー 「酒場詩人」吉田類さんら出演 加東で24日開催、日帰りバスツアーも
2022/09/15 05:30
吉田類さん(加東文化振興財団提供)
酒や旅に関するテレビ番組出演で知られる「酒場詩人」こと吉田類さんらが出演する催しが24日、兵庫県加東市上三草のやしろ国際学習塾で開かれる。狂言師の茂山逸平さん、落語家の桂吉坊さんがそれぞれ「酔っぱらい」が登場する演目を披露し、吉田さんを含む3人で酒を飲みながらトークショーを繰り広げる。(岩崎昂志)
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加東文化振興財団が主催する同市産酒米・山田錦振興事業「酔っ払(ぱら)いたちの700年」。本来は日本酒の飲み比べが楽しめる「加東市山田錦乾杯まつり」に合わせて開催予定だったが、同まつりは新型コロナウイルス感染拡大の影響で来年3月に延期になった。同振興事業は舞台上の吉田さんらを除き、来場者に酒の提供はなく、感染対策を取りながら実施する。
古典芸能に描かれた酔っぱらいの姿を楽しむ舞台では、狂言「茶壺(ちゃつぼ)」と落語「住吉駕籠(かご)」を上演。トークショーでは各地の酒場を渡り歩く吉田さんが、同じく酒好きで知られる茂山さん、吉坊さんと同市産山田錦で造られた日本酒を飲みつつ、酒と旅にまつわるエピソードをざっくばらんに語り合う。播磨町ふるさとPR大使の民謡歌手岡部祐希さんも登場し「灘の酒造り祝い唄」などを演奏する。
午後1時半開演。入場料千円。未就学児は参加不可。酒蔵巡りなどとセットになった日帰りバスツアーも実施予定で、午前8時20分にJR姫路駅、同9時半にJR神戸駅を出発する。ツアー代は1万円(2千円相当の土産付き)。先着40人。申し込みは16日まで。
加東文化振興財団TEL0795・42・7700。バスツアーの問い合わせは神戸新聞旅行社TEL078・362・7174