小野市から受け取ったそろばんを使って指導する東大生ら=昨年12月、南アフリカ・ソウェト(提供)
小野市から受け取ったそろばんを使って指導する東大生ら=昨年12月、南アフリカ・ソウェト(提供)

 国の伝統的工芸品、播州そろばんの産地、小野市から直線距離で約1万3千キロ離れた南アフリカの貧困地域で、東大生が同市から受け取ったそろばんを使い、現地の子どもに授業をした。学生たちは電源不要で数の概念を学べる道具として注目。同市への報告書で「計算教材としてだけでなく、日本文化に関心を持つ貴重な交流のきっかけとしても大きな役割を果たした」と記した。(坂本 勝)