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 世界で初めて人工多能性幹細胞(iPS細胞)を移植した目の難病「滲出型加齢黄斑変性」の患者について、理化学研究所多細胞システム形成研究センター(神戸市中央区)の高橋政代プロジェクトリーダーらの共同研究グループが16日、2年半たっても経過が良好であると発表した。米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンの同日号に掲載された。

 この臨床研究は2013年に始まった。14年9月、70代女性患者の皮膚からiPS細胞を作製した後、目の網膜を保護する網膜色素上皮細胞に変化させ、組織を移植した。2例目の移植は、細胞に遺伝子変異が見つかったため見送った。

 患者の状態について、同グループは、腫瘍ができたり拒絶反応が起きたりせず、視力も維持していると発表。「移植する組織の状態などが適切なら、自家移植が安全に行えることを確認した」としている。

 同センターや神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)などは、他人の細胞から作ったiPS細胞を同じ難病の患者に移植する臨床研究を始めており、今年前半にも手術を行う。(森 信弘)

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