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アロマケアは肌を軽くなでるようにゆっくりと行う。「相手を思う気持ちは、自然に伝わる」と佐々木さんは言う=芦屋市茶屋之町5、ペニープライスアカデミー芦屋サテライト校
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アロマケアは肌を軽くなでるようにゆっくりと行う。「相手を思う気持ちは、自然に伝わる」と佐々木さんは言う=芦屋市茶屋之町5、ペニープライスアカデミー芦屋サテライト校

 緩和ケア病棟でボランティア活動するアロマセラピスト(芳香治療士)を支援するNPO法人の設立準備が兵庫県芦屋市で進んでいる。ハンドマッサージなどでがん患者らに癒やしを届けているが、交通費といった経費を自己負担しているケースが多い。同法人では、精油を販売したり、寄付を募ったりして、アロマセラピストらが継続的に活動ができる環境づくりを目指す。(塩津あかね)

 NPO法人「緩和病棟アロマセラピストサポート協会」を設立するのは、芦屋市の佐々木恵子さん(55)。8年前に子育てを終え、医療現場でのアロマセラピーを学ぶ学校に通い始めた。

 授業の一環で緩和病棟を訪れた際、初めて担当した60代の男性患者から「気持ちがいいなあ」と言われ、アロマが持つ、人を癒やす力を実感したという。自身も父をがんで亡くし「何もしてあげられなかった」との心残りにも気付かされた。

 2013年度に兵庫県の創業補助金を受けたのをきっかけに、家庭でできるハンドマッサージの指導や緩和ケア病棟ボランティア養成講座を行う「ステラ・マリス」(芦屋市)を設立した。講座の修了生ら20人ほどで、これまでに7病院で約1600人のがん患者や家族にマッサージをしてきた。現在は県内外の四つの病院の緩和病棟などで活動している。

 ただ、病院への交通費は大半が自己負担で、佐々木さんは「きちんと交通費などが補償されれば、活動を継続できるし、ボランティアの人数も増える」と話す。

 4月からは緩和病棟だけでなく、医療現場全般で活動するセラピストを養成するため「ペニープライスアカデミー芦屋サテライト校」も開校する。販売する精油は2200円(税込み)から、寄付も受け付けている。ステラ・マリスTEL0797・78・8183

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