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アルコール体質の検査キットを持つ木下健司教授=西宮市甲子園九番町、武庫川女子大
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アルコール体質の検査キットを持つ木下健司教授=西宮市甲子園九番町、武庫川女子大

 酒に強い体質かどうかを知ってもらおうと、武庫川女子大学(兵庫県西宮市)の関係者が設立したベンチャー企業「合同会社武庫川ライフサイエンス研究所」が、アルコール代謝能力について遺伝子解析で検査する事業を始めた。検査技術を確立した同大学薬学部の木下健司教授(63)は「急性アルコール中毒など無理な飲酒を防ぐのに役立ててほしい」と話す。

 同研究所によると、ある遺伝子の違いを調べることでアルコールに対する体質が分かるといい、木下教授は遺伝子を増幅させる液体に唾液を漬けることで従来より安く短時間で判定できる手法を開発。大学生や酒造メーカー社員らを対象にした検査を実施し、精度を向上させた。

 検査は、口内の粘膜細胞を採取し、水溶シートに含ませて提出するだけ。遺伝子解析後、5タイプのアルコール体質に分類される。

 大学や法人、医療機関など団体からの依頼に限る。1人当たりの費用は大学は500円、企業は1500円など。木下教授は「研究成果を社会に還元する事業。自治体の成人式などでも使ってもらいたい」といい、将来的には年間10万人の検査実績を目指す。問い合わせは同研究所にメール(alcohol@mukogawa‐u.ac.jp)で。(森 信弘)

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