医療

医療トップへ
医療ニュース
  • 印刷

 神戸市西区の産婦人科医院で2015年9月、麻酔を使って出産の痛みを和らげる「無痛分娩」の際に起きた医療事故で、亡くなった女性の夫(32)=東京都港区=が5日、無痛分娩が原因と疑われる医療事故の実態調査などを求め、塩崎恭久厚生労働相や日本産科婦人科学会の藤井知行理事長ら宛てに要望書を出したことを明らかにした。

 女性は無痛分娩の際の麻酔が脊髄の中心近くに達したとみられ、呼吸できなくなったという。脳に損傷を負い、意識不明の重体のまま事故から約1年8カ月後に死亡。生まれてきた長男(1)は脳細胞がほぼ死滅し、肺炎を患うなど重篤な状況が続いているという。

 要望書では、女性の事故のほか、無痛分娩が原因と疑われる事故や「ヒヤリハット」事案などを調べて公表し、事故防止のための医療体制の充実を図るよう求めた。また女性の場合と同様、医師が外来診療をしながら「硬膜外麻酔」を使った無痛分娩をさせることがないよう訴えている。

 夫は「皆に愛された妻、何の罪もないわが子がなぜ、命を失い、将来の希望を断たれたのか。無痛分娩のリスクを伝え、二度と同じような事故が起こらないようにお願いしたい」としている。(篠原拓真)

医療ニュースの新着写真
医療ニュースの最新

天気(10月24日)

  • 19℃
  • 13℃
  • 20%

  • 19℃
  • 12℃
  • 10%

  • 18℃
  • ---℃
  • 10%

  • 20℃
  • 12℃
  • 40%

お知らせ