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神戸アイセンターのビジョンパークの相談コーナー。文字が大きく見える機器を患者に説明した=神戸市中央区港島南町2(撮影・佐藤健介)
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神戸アイセンターのビジョンパークの相談コーナー。文字が大きく見える機器を患者に説明した=神戸市中央区港島南町2(撮影・佐藤健介)
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小児患者が和めるようにとイラストを配したコンピューター断層撮影装置(CT)=神戸市中央区港島南町1、神戸陽子線センター
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小児患者が和めるようにとイラストを配したコンピューター断層撮影装置(CT)=神戸市中央区港島南町1、神戸陽子線センター

 神戸市中央区のポートアイランド2期にある神戸医療産業都市で1日、新たに二つの医療機関がオープンした。目の病気の基礎研究から治療、リハビリまでを担う国内初の眼科施設「神戸アイセンター」と、国内で初めて小児がんに重点を置いた粒子線治療施設「神戸陽子線センター」。同市が推進する医療産業都市は、1998年の構想開始から19年で、8医療機関(計1457床)が集積する一大医療基地となった。(山路 進、佐藤健介)

 神戸アイセンターは1~6階の病院のほか、目の難病患者に世界初の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を移植した理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーの研究室や細胞培養施設などが入る。開院に合わせ、栗本康夫院長や高橋リーダーが患者らを出迎えた。

 2階の「ビジョンパーク」は、視覚障害者らのリハビリや社会復帰支援のためのスペース。白杖などの訓練用にスロープや段差を設けた。さらに体を動かしてもらうため、突起物が光って低視力の人もクライミング体験できる壁もある。

 音声で時刻が分かる腕時計など支援機器も展示しており、電子拡大鏡の説明を受けた加齢黄斑変性を患う同市長田区の70代男性は「目の不自由な人だけでなく、高齢者にも役立つ」と納得の表情だった。

 神戸陽子線センターは、兵庫県立粒子線医療センター(たつの市)の付属診療所。エックス線より、がんを狙い撃ちでき、体への負担が小さい粒子線の一つ、陽子線照射装置を2基備え、1基は小児用となっている。

 照射は数十回必要だが、アクセスが良く、働きながらの通院も可能。北隣の県立こども病院と渡り廊下でつながり、入院中の小児患者も治療を受けられる。

 前立腺がんの治療に訪れた芦屋市の男性(80)は「副作用が少ないという陽子線治療に期待している」と話していた。

 神戸アイセンター病院TEL078・381・9876

 神戸陽子線センターTEL078・335・8001

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