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共同研究協定書に署名した田口明彦部長(右)とヨハネス・ボルツ教授=神戸市中央区港島中町6
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共同研究協定書に署名した田口明彦部長(右)とヨハネス・ボルツ教授=神戸市中央区港島中町6

 神戸医療産業都市の中核組織、先端医療振興財団の研究所・先端医療センター(神戸市中央区)は4日、骨髄の幹細胞などを使った認知症の予防や治療薬の開発に向け、ドイツの研究所との共同研究に着手した。研究を担当する同センターの田口明彦・再生医療研究部長(脳卒中内科)は「5年後には予防法、治療薬の実用化にめどをつけたい」と話した。

 認知症は、脳神経を正常に保つ機能が老化し、脳血管障害や脳内の炎症が起きたり、アミロイドβ(ベータ)などの老廃物を排除できなくなったりして発症するとされる。両国の研究者がともに動物実験や臨床研究で薬の開発を進める。

 田口部長は2015年、国立循環器病センター(大阪府)などとともに、脳梗塞患者に血液や神経のもととなる骨髄単核球細胞を投与し、まひを大幅に軽減した研究成果を発表するなど、認知症への応用研究を進めてきた。

 共同研究は、田口部長と、独北部リューベックにあるフラウンホーファー海洋バイオテクノロジー細胞技術研究所のヨハネス・ボルツ教授(脳神経外科)が担当。同財団が進める国内企業と独北部の医療産業都市との交流事業を通じ、実現につながった。独政府が約8700万円を拠出するほか、両国の企業や支援機関の協力を得て進める。(山路 進)

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