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講演する理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダー=神戸市中央区浪花町
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講演する理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダー=神戸市中央区浪花町

 京阪神発の健康産業創出を考える「2017テクノロジカルオープン・イノベーション&ネットワーキング KOBE×OSAKA×KYOTO」が21日、神戸市中央区の三井住友銀行神戸本部ビルであった。行政や企業の関係者ら約200人が参加し、市場規模の大幅増が予想される再生医療の専門家の講演や討議、事例発表に耳を傾けた。

 ヘルスケアの事業化を通じ、関西経済発展に向けたイノベーション(技術革新)の可能性を探ろうと、理化学研究所(理研)や兵庫県、神戸市、大学、医療分野の企業・団体など計92機関でつくる「健康“生き活き”羅針盤リサーチコンプレックス」が企画した。

 目の難病患者に世界初の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を移植した理研の高橋政代プロジェクトリーダーが講演し「基礎研究に取り組んできた巨人たちの実績の上に(社会に役立つ)“出口”を研究する私たちが立ち、産業界も集まっている」と地域の強みを説明。眼科患者を社会復帰まで支える国内初の医療施設「神戸アイセンター」のリハビリテーション機器展示などに触れ「再生医療はリハビリとセットで完成する。治ることでしか未来がないと思い込んでいる患者に、(完治せずとも)生活の便利さや働ける幸せを届けるのが使命」と語った。

 パネル討議には神戸医療産業都市や大阪商工会議所、京都市の担当者が参加し、医療・介護現場のニーズを発掘して企業に橋渡しする人材の必要性などを確認。12の研究施設・企業による事例発表もあり、肝がんを引き起こす疾患の早期発見や、筋肉がこわばる「固縮」を診断する筋電計などに関するノウハウが伝えられた。(佐藤健介)

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