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部活動の熱中症予防について解説する服部益治院長=神戸市総合教育センター
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部活動の熱中症予防について解説する服部益治院長=神戸市総合教育センター

 部活動や体育での健康管理を学ぶ教員向け研修会がこのほど、神戸市中央区の市総合教育センターで開かれた。医療福祉センターさくら(三田市)の服部益治院長(兵庫医科大特別招聘教授)が熱中症予防を解説するなど、専門医が教育現場の安全策を助言した。

 神戸市教育委員会は5月、適切な休養などを柱とする中学校部活動の指針を発表し、熱中症や頭部外傷の対策などを策定。同市教委が中高の校長や教頭、運動部顧問らを対象に研修会を実施し、約300人が参加した。

 神戸大病院脳神経外科の木村英仁助教は頭部外傷をテーマに講演した。「脳振とうには頭蓋内出血の兆候が潜む。初回の損傷で硬膜下血腫ができると、2回目が軽い打撲でも重い出血をきたす」と注意喚起。頭痛や気分不良などの症状が出れば練習をやめさせ、受診するよう呼び掛けた。

 各地の医療・福祉関係者でつくる熱中症予防の啓発団体「教えて!『かくれ脱水』委員会」の委員長も務める服部院長は「防具や厚手の稽古着をまとう武道など屋内競技でも多発する」と説明した。リスク要因として、気温・湿度が上昇する春や梅雨など季節の変わり目、体の未発達な新入生が上級生の練習に合わせる場面などを指摘。炎天下や蒸し暑い場を避けて30~60分ごとに休憩▽吸汗性や通気性の良い服を着る▽初夏のうちに外出や運動で暑さに慣れる-といった対策を挙げ、発汗で失われた塩分や糖がバランス良く配合された経口補水液の摂取も促した。(佐藤健介)

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