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「神戸宣言2018」を発表するワーキンググループの春日雅人グループ長(中央)ら=7日午後、神戸市中央区港島中町6
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「神戸宣言2018」を発表するワーキンググループの春日雅人グループ長(中央)ら=7日午後、神戸市中央区港島中町6

 日本肥満学会は7日、神戸市中央区の神戸ポートピアホテルなどで学術大会を開いた。同学会の呼び掛けで、多くの病気に影響を与える肥満症の撲滅を目指し、領域を超えて協働するとした「神戸宣言2018」を、関連する国内23学会が共同で採択した。

 日本肥満学会は2000年、体の状態「肥満」と、肥満に関連した病気を起こし医学的な観点から減量が必要となる「肥満症」を区別。脂質異常症や冠動脈疾患、大腸がんや静脈血栓症など、多くの病気に肥満が関連しているとする。

 神戸宣言では、筋肉量減少に配慮が必要な高齢者の肥満症、薬物や外科治療が選択肢となる高度肥満症、家庭や学校と改善に取り組む小児肥満症など、その治療や予防の方法は幅広く「有効な対策には社会を含めた多面的な協力・連携が重要」と指摘した。

 その上で、各学会が連携して横断的に対応することが必要とし、日本内科や日本外科、日本産科婦人科など23の学会が合意した。

 23学会が参加する日本医学会連合「領域横断的肥満症ワーキンググループ」が既に設立されており、来年4月をめどに、グループとしてのまとめを出す方針。

 日本肥満学会の門脇孝理事長は「各学会で問題を共有し、食事や運動、創薬など各方面から肥満症を克服する環境をつくる。神戸宣言はその出発点となる」と述べた。(篠原拓真)

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