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県の担当者に要望書を手渡すひょうごがん患者連絡会の(右から)石上久美さんと去来川節子代表=兵庫県庁
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県の担当者に要望書を手渡すひょうごがん患者連絡会の(右から)石上久美さんと去来川節子代表=兵庫県庁

 骨髄移植や抗がん剤の投与、小児がんの治療などに伴って予防接種で得た免疫が弱まってしまうため、必要となるワクチン再接種への補助を求め、がん患者やその家族らでつくる「ひょうごがん患者連絡会」が5日、兵庫県疾病対策課や県議会の各会派に要望書を提出した。予防接種の公費補助は1回だけで再接種は個人負担となるため、高額な費用がのしかかる。同連絡会は「県が市町と連携し、補助する仕組みづくりをしてほしい」と訴えている。(篠原拓真、井上 駿)

■治療で免疫低下、費用重く

 同連絡会などによると、小児がん患者らは、化学療法や骨髄移植などの治療を受けた結果、風疹やはしかなど、予防接種で得ていた免疫の低下や抗体の消失が起こるとされ、退院後には再接種が必要となる。兵庫県内では小野市が助成を行っているが、制度がある自治体は全国でも少なく、高額な費用を全額自己負担するケースが多いという。そのため、小児がん患者や家族を支援する「がんの子どもを守る会」(東京都)は8月に支援拡大を求める要望書を国に提出した。

 要望書では、骨髄移植などの造血幹細胞移植で抗体を失った▽化学療法などの治療で抗体を失った-などの場合、患者への再接種費用の助成を求めている。

 同連絡会の石上久美さん(59)=神戸市垂水区=は「複数の感染症の再接種費用を併せると、一人10万円近い費用がかかった子どももおり、負担感が大きい」と訴えた。県疾病対策課は「要望を受け止め、補助の在り方を検討する」とした。

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