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ブラジルのエイズ政策を話すアラウージョさん=神戸市中央区港島1
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ブラジルのエイズ政策を話すアラウージョさん=神戸市中央区港島1

 1日の世界エイズデーに合わせた講演会「エイズと共に生きるちから」が4日、神戸市中央区の兵庫医療大で開かれた。エイズウイルス(HIV)陽性者として、ブラジル・サンパウロ市のエイズ政策審議会委員などを務める社会活動家ジョゼ・アラウージョ・リマ・フィーリョさんが同国のエイズ政策や啓発の様子を紹介した。

 同大や神戸学院大などでつくる「ポーアイ4大学連携推進センター」が主催した。世界エイズデーは世界保健機関(WHO)が1988年に制定。12月1日を中心に各国で啓発活動などが行われている。

 アラウージョさんは、ブラジルのエイズ患者らが繰り広げた「薬よこせ訴訟運動」を解説。同国の公的医療機関を無料利用できる制度は、運動をきっかけにエイズ治療も適用し、臓器移植など他の疾病への拡大につなげたという。

 陽性者自身が政策づくりに関わるなど、ブラジルの取り組みは国際的な評価も高く「世界で最もエイズ対策の進んだ国」といわれていると説明。「『健康は全ての人の権利である』という憲法が根底だ」と話した。

 また、若者への性教育や啓発活動にも触れ「ブラジルでは意識が変わり、コンドームを持っていないことが恥ずかしい。コンドーム=健康というイメージづくりに関わってほしい」と訴えた。(篠原拓真)

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