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兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5
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兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5

 「がん対策推進条例(仮称)」を検討する兵庫県の健康づくり審議会対がん戦略部会がこのほど、神戸市内であった。遺伝子変異を調べて効果が見込める薬を選ぶ「がんゲノム医療」の推進や、思春期と若い成人「AYA(アヤ)世代」の対策を含む骨子が示された。

 生存率向上による働く患者の増加、がんゲノム医療を含む技術革新への期待、検診受診率の低迷などを受け、がん対策に特化した条例が求められている。部会は医師や患者団体、学識経験者らが参加し、条例化を議論。県はパブリックコメントを経て、2月の県議会で提案を目指す。

 骨子では、ゲノム医療のほか、がん病巣をピンポイントで破壊する「粒子線医療」といった先端医療の環境整備を挙げた。AYA世代への対策では、小児がん拠点病院との連携や、治療の副作用で低下しかねない生殖機能への配慮を重視した。

 アスベスト(石綿)にさらされ、肺がんなどのリスクがある人らへの検査費助成も打ち出し、クボタ石綿禍や阪神・淡路大震災後の石綿飛散など地域性を反映。経済支援の一環で、がん保険業者に創意工夫を生かした商品を開発するよう努力義務を課した。

 委員からは「患者家族の生活の質を向上させ、遺族ケアにも注力を」「神戸医療産業都市との連携を明示しては」などの意見が出された。(佐藤健介)

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